それでも体は懸命に働いている
昨日は昼過ぎから体調が優れず、無理して働いて帰宅した後薬を飲んで寝ていたらいつの間にかこんな時間になってしまった。
まだ若干ふらつきは残っているものの、おかげで大分気分は良くなった。
こういう時には、やはり健康というのは何者にも代えがたいものだなあ、という感慨がひしひしと湧き起こってくるものである。
一般に、僕のようなうつ病者は普段自分自身の健康には無頓着である。
そもそも生きていること自体にさほど執着がないので、「体をいたわる」という意識が他の人に比べて希薄なのだ。
しかし、そのように精神から見放された体は、それでも僕を生かすためにいつも懸命に働いてくれている。
僕が今こうしてなんとかキーボードを打てるまでに回復したのは、寝ている間に体が免疫力を駆使して病魔を追い払ってくれたからだ。
僕は現在毎日このブログを書くことを日々のささやかな楽しみとしているが、こういうことができるのも、僕の体が自浄作用によりコンディションを一定に保ってくれているおかげなのだ。
そう考えると、いくら精神を病んでいるとはいえ、体まで粗末に扱うということは、やはりいけないことだな、という気がしてくる。
今僕が持っているこの命と体は、自然から与えられたかけがえのないものである。
生きていると辛いことも多いが、そのように悩むことができるのも、すべては命と体があるからこそできることだ。
精神的にはいつもダウンしている僕だけれど、その中でも健康に対する感謝だけは忘れてはいけないな、という思いを今回新たにした次第である。